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2020年2月

2020-02-16

ある年の8月12日 新宿駅中央線ホーム

夏の強い日ざしと蒸し暑さをコントラストを、高めにとり表現してみました。この画像(写真)を説明するとこんな感じですが、まぁ素人写真なので出来栄えはお許しをいただくとして、このような有る場所を瞬間的に撮影する方法で、スナップ撮影、スナップ写真というのがあります。この手法は100年ほどの歴史がありキャンディットフォト(Candid Photo:率直な写真)ともいわれています。何が率直かといいますと、記念写真など撮影者が写る構図を考え被写体に指示を出したりしますが、スナップ撮影はあるがままの状態、つまり感じたままに撮影する方法となります。例としては女性や子供を撮影する際にポーズを決めて撮影するのはポートレート写真になりますが、カメラの存在を知らない人もしくは意識していない人を撮影者が良いと思った瞬間にシャッターボタンを押し撮影する、これがスナップ写真とかキャンディットフォトといわれる、撮影手法になります。

 

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2020年2月下旬、富士フィルムから新しいデジタルカメラが発売されます。このカメラの発売にあたり、富士フィルムは宣伝用プロモーション動画を作成しネット上で配信したのはいいのですが、早々に配信を止める事になりました。その理由を富士フィルムのサイトに配信停止についてと案内がされています。
-----視聴者の皆さまに不快感を与える動画が掲載されましたことを深くお詫び申し上げます。-----と、
(ちょっと軽い突っ込み、You Tubeでも見ることが出来ましたが、そもそも富士フィルムが動画作成を依頼し公表しているにも関わらず「動画が掲載されましたことを」・・・・・?なんとなく「動画を掲載したことを」のような気がするのですが。)
現在は削除されてしまいましたが、一時 YouTubeでも見ることが出来ました。通常ですとプロモーション動画は発売する商品の広告活動になり、商品の告知から購入動機のきっかけを作る手段としても用いられます。
実はYou Tubeでの視聴者コメントで一人の写真家の名前を知りました。ブルース・ギルデン アメリカの写真家です。彼の作品は道行く人の前に(突然)立ちはだかり至近距離で、手持ちのフラッシュを発光させてその人物を撮影するという、かなりインパクトの有る撮影スタイルを持つ著名な写真家です。(この撮影スタイルを含めた写真は、名前で検索をすると見ることが出来ます。)
富士フィルムが発売する新製品カメラのプローモーション動画は、さすがに手持ちフラッシュまでは登場しませんでしたが、道行く人の前に突然立ちはだかり、困惑する表情を撮影する写真家の作品作り?を動画撮影したものでした。
YouTubeにアップされていたこの動画に対する意見は、撮影直後の写真家の表情に対する、いささか誹謗中傷と思われるような書き込みもありましたが、盗撮ではないか?盗撮を助長しているのではないかというものも多かったように思えます。さすがにこのような書き込みをされたならば、今回のようなスナップ写真(またはストリートスナップ)という手法が、長い間認知されていたのにも関わらず、盗撮という許可を得ることなく撮影するという場合によっては犯罪行為に類する撮影手法と、同一視される恐れがあるものを、プロモーションで使用することは商品に対するマイナスイメージを与えるという結論に至ったようです。
ついでに「肖像権」を規定した法律は日本に無いですが、しかし権利として存在しているそうで不思議です。アメリカでは被写体となる人物の肖像権よりも写真の撮影者、編集者の権利が最優先だそうで、さすが自由を大事にしている?国だ。
私個人としては、撮影者自身が被写体をビックリさせる動機をつくり、その驚きを撮る。いささか悪趣味だと思う。

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